みなさん、こんにちは。日本マイクロソフトで、教育機関のお客様を担当している中川と申します。
先ごろ、佐賀県教育委員会様より、平成 26 年度に県立高校全校で導入する学習者用端末の機種として、Windows 8 Pro 搭載タブレットを選定いただいたとのお知らせをいただきました。
Windows 8 の持つ価値をご評価いただけたことを大変光栄に思うと同時に、将来を担う世代の教育を ICT で支援するという責任に、身の引き締まる思いです。実際に県立高校での導入が始まるのは来年度からとなりますが、パートナーの皆様とも連携をより強化し、全国初となるこの佐賀県様の取り組みをしっかりとサポートしていきたいと考えています。
昨今、タブレット デバイスの導入を検討している教育機関のお客様がますます増えています。そこで、当社ではこの度、Windows 8 から新しくラインナップされた Windows RT(ARM ベースのタブレット/PC で実行するために設計されたオペレーティング システム)をご評価、ご検討いただくことを目的に、教育機関のお客様を対象とした『Surface RT 導入検証プログラム』を 7 月 10 日より 8 月 30 日までの期間限定で実施します。対象となる製品と価格は以下の通りです。
- Surface RT (32 GB) : 19,800 円 (税込)
- Surface RT (32 GB) タッチキーボードカバー付き : 24,980 円 (税込)
- Surface RT (32 GB) タイプキーボードカバー付き : 27,980 円 (税込)
プログラムの詳細や、申込方法はこちらのページでご確認いただけます。対象となる教育機関のお客様は、ぜひこの機会に、教育における Windows タブレットの可能性を実感していただければと思います。
児童生徒ひとりひとりに個性があるように、それぞれの教育現場で求められるデバイスも様々です。今回私どもでは、選択肢の一つとして Windows RT オペレーティングシステムを搭載したタブレット デバイス 「Surface RT」 をご提案していますが、必ずしもこのデバイスだけですべての教育機関様のニーズを満たせるとは考えておりません。
例えば、初等~中等教育においては、ペン入力をサポートするかどうか、といった点が問われることがあります。また特別支援学校においては、様々なアクセシビリティ機器に対応しているかどうかが非常に重要なポイントです。そして、実際の教室への導入にあたっては、子どもたちの使用するタブレットだけでなく、先生方がお使いになる授業支援システムや、ネットワーク機器、電子黒板などとの連携が重要となってくる場合があります。ご検討の結果、お客様が重視されるポイントによっては、Windows 8 Pro が選ばれることもあるかもしれませんし、Windows RT が選ばれることもあるかもしれません。
Windows の強みは、当社のみならず、様々なパソコンメーカー様から多種多様なデバイスが発売され、各々の教育機関様のニーズに合ったデバイスをお選びいただけることです。加えて当社は今年 5 月、8 社の発起人企業様と共同で「Windowsクラスルーム協議会」を設立しました。協議会の会員企業は本日時点で 35 社にまで拡大しており、21 世紀にふさわしい教育環境の整備をお考えの自治体様・教育委員会様を、企業・業界の枠を超えてサポートできる体制づくりを進めています。
私たちにも、実際に教育に携わる現場の先生方から『これまでのタブレットでは、できることが限られている』というお声を多数頂戴しています。将来を担う子どもたちには、情報を受け取り、消費するだけでなく、子どもたち自らが情報を収集・編集でき、コミュニケーションやコラボレーションを推進できる「Windows 8 デバイスが最適だ」と私たちは確信しています。今後も、当社では、教育の情報化を推進される教育機関の皆様に寄り添い、しっかりとサポートさせていただきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。