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Windows 8.1 Preview のインストール

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Build 2013 から Windows 8.1 Preview の入手が可能になり、試している人も多いと思いますが、私も早速試してみましたので、情報をまとめておきたいと思います。 

初めに

詳しくは後述しますが、Internet Explorer が 11 となり、ユーザー エージェントが変わってしまうため、接続できないサイトが出てきますのでご注意ください。

Surface RT を Windows RT 8.1 Preview へ

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/download-preview

に Surface RT からアクセスすることで、注意事項が 2つ表示されます。リカバリー領域と言語パックです。

 

1.リカバリー用 USB メモリーを作る
この Web サイトにも書かれていますが、RT 8.1 Preview にすると、リカバリー用の領域のイメージも RT 8.1 Preview となり、リフレッシュ を行っても RT には戻らなくなります。 そのために、将来ロールバックする時のために、USB メモリに作成しておきます。これはサイトに書かれている手順で行えますので、それほど難しくはないと思います。
 
2.言語パックをインストールしてしまった場合
言語パックが 2 つ以上になってしまった場合には 1 つに戻す必要があります。
 
a. あらかじめコンパネの設定をオリジナル言語にすべて戻します。
b. 管理者でコマンドプロンプトを開きます
c. dism /online /get-packages > packages.txt を実行します。
d. メモ帳で packages.txt を開き、language pack の項目でインストールした言語パックの名称をコピーします。
e. dism /online /Remove-Package /PackageName:<パッケージ名> を実行します。
f. 自動的に再起動になるので再起動が完了するのを待ちます
 
ちなみに、英語を入れた場合のパッケージ名は
Microsoft-Windows-Client-LanguagePack-Package~31bf3856ad364e35~arm~en-US~6.2.9200.16384
です。

3. 上記 web から、Windows8-RT-KB2849636-arm.msu をダウンロードし実行します

ダウンロードが完了し、実際のアップデートが始まると約 1 時間程でアップデートが完了しました。

再起動時に電源に接続しておくようにというメッセージが出ますが、フル充電の状態からバッテリーのみでアップデートを行った場合、約 30% 程消費した状態で完了しましたので、フル充電から行う分には大丈夫なようです。

 

Surface RT はさすがにハードと OS が一緒になっているので、アップグレード��非常にスムーズでした。とりあえず、ルック&フィールなど確認してみるという点では一番良いかもしれません。

 

x86 または amd64 で Windows 8.1 Preview

すでにアップグレードをしている人もいるかと思いますが、歴代の OS ですべてそうですが、HW やインストールしているソフトウェアによってはうまくいかない場合もありますので、ある程度トラブルが発生した場合に対処できる知識のある方でないと難しいのが実情です。また、今までは新規インストールする場合も、今使っている PC の環境を残したままインストールする場合には、デュアル ブート構成にしたりと何かと大変でした。

ところが、Windows 8 から Windows To Go がありますので、外付けの USB HDD や Windows To Go 対応の USB メモリがあれば、既存の環境を壊さずに新たな環境を構築し、テスト可能な環境を用意する事が出来ます。

今回は私も既存環境をアップグレードせずに、Windows 8.1 Enterprise Preview (2013/6/29 時点ではまだ一般公開はされていません)を使って、Windows To Go による環境を構築し利用できるようにしました。

作成方法はとても簡単で、 Windows 8 の Windows To Go と同様、Windows 8 の Enterprise Edition から pwcreator.exe を起動し、ウィザードに従って進めていく際に、Windows 8.1 Enterprise Preview の install.wim が含まれるフォルダーを指定するだけです。

 Windows ストアが既定で使えます

Windows ストアが既定で使えるようになっており、Microsoft アカウントを指定すると先に構築した Surface RT の設定をコピーするかどうか聞いてきますので、コピーすることで必要な Windows ストア アプリケーションが自動でインストールされました。

また、マルチモニター対応なので、こんな感じになります。

 フル HD のモニタ 3 枚で、1 枚につき 3 つの Windows ストア アプリが表示できました。

Internet Explorer のユーザー エージェントに注意

ユーザー エージェントを表示させたところ、次のようになっていました。

Mozilla/5.0 (Windows NT 6.3; WOW64; Trident/7.0; Touch; .NET4.0E; .NET4.0C; Tablet PC 2.0; InfoPath.3; rv:11.0) like Gecko  

Windows 8 は Windows NT 6.2 ですが、これが 6.3 となり、 MSIE の記載がありません。 そのため、MSIE をキーワードとして Internet Explorer かどうかの判断をしているサイトでは、そのままでは正しく判断されない事になります。

そういったサイトの場合には、F12 キーを押して、開発者ツールを表示し、左側のアイコンの一番下を選択し、[ユーザー エージェント文字列] から [Internet Explorer 10] を選択します。

これにより、ユーザーエージェントが次のように変化します。

Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0)  

これは Windows 8 の Internet Explorer 10 と同じです。

ちなみに、Internet Explorer 9 を選択すると、

Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; Trident/5.0)  

Windows 7 の Internet Explorer 9 となります。

Internet Explorer 8 を選んだ場合も Windows 7 で、Internet Explorer 7 を選ぶと

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0)  

と、Windows Vista の Internet Explorer 7 となります。

 

 

 


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