OneNote は、タブレットやスマートフォンなど、あらゆるデバイスと同期し、どこでもすぐに使うことができるよう、大きく進化してきましたが、この度クラウド連携機能を強化し、ユーザーの皆様がさらに便利に OneNote をご利用いただけるようになりました。
また、OneNote for Mac を新たにリリースすることにより、Windows PC、Mac、Windows タブレット、Windows Phone、iPad、iPhone、Android、Web のすべてのプラットフォームでOneNoteが利用可能になりました。
OneNote サービス
本日よりクラウド API を利用できる「OneNote サービス」の提供を開始いたします。クラウドAPIを利用することにより、マイクロソフトのアプリケーションだけでなく、パートナーのアプリケーションからも、直接 OneNote へ接続することができるようになりました。
これにより、OneNote のコンテンツをあらゆるデバイスと同期するだけでなく、ユーザーのデジタル記録のハブとなり、他のアプリケーションやエクスペリエンスと接続して、任意のアプリケーションから OneNote に簡単にコンテンツを送信することができるようになりました。
そして、マイクロソフトではこれを目的とした新しいエクスペリエンスを開発し、パートナーと連携して、それぞれのエクスペリエンスとの統合を実現しました。
OneNote Clipper: 新機能の OneNote Clipper では、任意の Web ページをワン クリックでキャプチャし、自動的に OneNote のクイック ノートに取り込むことができます。この機能は、Internet Explorer、Chrome、Firefoxで使用できます。
OneNote への電子メール送信: me@onenote.comというアドレスにメールを送信すると、その内容が OneNote のクイック ノートに保存されます。受信箱から領収書を転送したり、Web のリンクをスマートフォンから me@onenote.comに送信すると便利です。
Office Lens: Office Lens は Windows Phone のアプリです。これは、ポケットに入れて持ち運べるスキャナーの役割を果たします。ホワイトボードやドキュメント、名刺などを撮影し、その画像を自動調整して OneNote のクイック ノートに取り込めます。この機能ではテキストが認識されるため、スキャンした画像を検索することが可能です。
パートナーのアプリとデバイス: マイクロソフトのアプリ以外からも、どこからでも気軽にメモを取れるようにするために、パートナーと共同で取り組みました。素晴らしいデバイスがそろっていますので、ぜひ OneNote でお試しください。
- エプソン販売株式会社: 本日より、ドキュメントスキャナー用ユーティリティソフト「Document Capture Pro」から、OneNote へスキャンデータを簡単に転送するコネクタープラグインの提供を開始します。「Document Capture Pro」は、対応するスキャナー製品で読み取ったデータを仕分け、編集、転送までの作業をコントロールするユーティリティソフトですが、今回提供するコネクタープラグインにより、スキャンしたデータをワンクリックで OneNote へ転送することができるようになります。
- 対応スキャナー:DS-30、DS-510他多数
- Document Capture Pro、対応スキャナーの詳細についてはこちらをご覧ください。http://www.epson.jp/products/scanner/
- ブラザー工業株式会社: 本日より、多くのスキャナーに搭載しているクラウド接続機能(*1)を強化し、OneNoteにもスキャンしたデータを直接保存することができるようになりました。取り込んだデータをOneNoteで簡単に管理することができるだけでなく、書類をクラウド上で同僚とシェアしたり、友達と写真を共有したりすることができます。また、スペシャルサイト「プリビオ オープンテラス」にも直接アクセスできるので、サイト上の様々なコンテンツをパソコンなしでプリントできます。(*2)
(*1)インターネットへの接続が必要です。(*2)サービスによってはプリント機能が無い場合があります。
- 対応スキャナー:DCP-J952N-B/W、MFC-9340CDW、ADS-2500W他多数
- クラウド接続機能の詳細についてはこちらをご覧ください。 http://www.brother.co.jp/product/printer/sp/sp_print/cloud/index.html
今回の発表は、OneNote にとって大きな一歩です。どのプラットフォームからも簡単に OneNote を利用できるようになり、あらゆるものをデジタル記録として OneNote に簡単に送れるようになりました。しかし、ここは終着点ではなく、引き続きアプリケーションやサービスの垣根を越えて OneNote の機能を強化し、パートナーと共同で、あらゆるものをメモしたりデジタル記録として保管したりする機能の開発に取り組んでまいります。
ぜひ www.onenote.comで OneNote をダウンロードし、お使いのすべてのデバイスでご利用ください。また、皆様のご意見をお待ちしております。