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2013 年のテーマ: Office 365 に移行しているお客様が増えてきています

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(この記事は 2013 年 12 月 17 日に Office 365 for business blog に投稿された記事をベースに作成されました)

2013 年がもうすぐ終わりますが、Microsoft Office 365 のモメンタムはどんどん広がっています。この 1 年間だけでも、多くのお客様が Google Apps から Office 365 に移行しています。いくつかのお客様は大手のお客様になります。

お客様が Microsoft Office 365 を選択する理由は簡単です。Google Apps を試したお客様は、効率的に仕事をするためのプロダクティビティ ツールが Google Apps には含まれていないと一様に言います。彼らは Google Apps が低コストに見えたので Google Apps を採用しただけであり、採用の結果、そうでないことがわかったのです。Google Apps は限定的な機能のみしか提供していないので、お客様はそのギャップを埋めるための追加のサービスを導入する必要がありました。これは結局、高コストで複雑な複数のテクノロジーを導入してしまったことを意味します。Google Apps は、機能、サポート、予測可能なロードマップといった意味においてビジネスの成長を保てていません。

Office 365 を選択したお客様は必要なツールをすべて入手できており、ツールはビジネスが急成長しているにもかかわらずビジネスの成長とともに成長しています。

ヤマハ発動機(製造業): Google Apps と Office 365 を詳細に比較したヤマハ発動機。機能比較はもちろんのこと、「サービスの可用性」や「ディザスター リカバリー」、「アップ グレード方針」などの非機能要件まで検証した結果、「セキュリティとコスト、そして中国での利用可否が最大のポイント」となり、Office 365 に軍配が上がったと、企画・財務本部 プロセス・IT部 IT技術戦略グループ主事 蔦木 加代子 氏は続けます。「Google Apps に関してはコンシューマー オリジンのテクノロジーということで、セキュリティや情報開示姿勢に対する懸念が拭いきれませんでした。たとえば、クラウド データ センターも非公開です。アジアにおいて現地のデータ センターを見学させてくれたマイクロソフトとは、対照的です。また、『社内の推奨ブラウザーを Chrome にして欲しい』と言われたことも課題になっていました。これらの事柄を総合した上で、最後にコストまで比較して、Office 365 以外にはないという結論に達しました」。

安藤ハザマ (建設業): 新メール システムの条件として上記 3 点を満たすためにクラウド サービスの活用を決定した安藤ハザマでは、グローバルにサービスを展開している Google Apps と、マイクロソフトが提供する Office 365 に含まれる Exchange Online の 2 つのサービスを詳細に比較。その結果、選ばれたのが、Exchange Online 活用でした。同 社長室 情報システム部 システム運用管理グループ長 高馬 洋一 氏は、採用に至った最大の理由は、「企業としての信頼」にあると説明します。「今回が両社ともに初めての大規模なクラウド活用です。検討には慎重を期しました。Google の持っているテクノロジーも評価していますが、最終的に決め手となったのは、マイクロソフトの『企業における導入実績』や『企業としての信頼感』でした。Google はコンシューマー ベースのサービス提供が中心という印象があり、永年のマイクロソフトとの信頼関係を重視しました」。

ユニキャリア (製造業): ユニキャリアはクラウド サービスの採用を前提に、Google Apps を含む複数のソリューションを比較検討しました。その結果選ばれたのが、Office 365 です。その理由を経営戦略本部IT部長 武藤 英之 氏は次のように説明します。「長期的なコストを削減するには、ハードウェアを自社に持たないことが必須条件です。また Office 365 なら多様な機能が統合され、シームレスに使えます。これに加え、使用感が以前のシステムと大きく異ならないことも重視しています。TCM と日産フォークリフトでは、どちらもメールは Microsoft Exchange Server が使用されていました。Office 365 では Outlook 2010 の機能をフル活用できるため、ユーザーも違和感なく利用できます。ユーザー自身が培ってきたノウハウを捨ててまで、他社サービスを採用する理由はないと考えました」。

マンダリン オリエンタル ホテル グループ (ホテル業): 他のベンダーを検討したうえで、マンダリン オリエンタル ホテルは、各アプリケーションに求める機能を提供すると考えられる唯一のソリューションである Microsoft Office 365 を選択しました。「Google などの他のベンダーも検討しました。しかし Google には、マイクロソフトが提供する機能をすべて備えているわけではないという問題がありました。たとえば、生産性に影響を及ぼすエンタープライズ クラスの共有予定表機能が Google にはありません」と、マンダリン オリエンタル ホテル グループ IT インフラストラクチャおよび情報セキュリティ 担当副社長 Raju Daryanani  氏は述べています。

YAMAGIWA (インテリア): 要件のひとつに入っていたのが企業ユースに相応しい機能が装備されているということでした。特に重視されたのが、グループ スケジュールの共有機能と、高いセキュリティの確保でした。これに関しても Office 365 は、十分に対応できると評価されました。「実は検討段階では複数のクラウド サービスを比較検討し、その中には Google Apps も含まれていました」とIT管理室 中野 青滋 氏。しかし Google Apps は Office 365 とは異なり、コンシューマー向けサービスをベースに企業向け機能を追加したものであり、企業姿勢もマイクロソフトとは大きく異なっていると指摘します。「グループ スケジュールの共有機能もアドオンが必要で、セキュリティにも不安があります。企業で使うのであれば、企業システムをベースにしたクラウド サービスが必要だと感じました」。

市立豊中病院 (病院): 市立豊中病院では Google Apps と Microsoft Office 365 の 2 つに選択肢が絞られました。2 つに絞られた候補について、最終的にいくつかの条件で決定したと市立豊中病院 医療情報室医療情報グループ (兼 豊中市情報政策室) グループ長 (主査) 櫻田 靖之 氏は説明します。「ユーザーの側から考えると、システムを変更するときにできるだけ操作性の違和感がないようにすることが重要でした。その観点では、幅広い年齢層に広く利用されている Outlook に軍配が上がりました。また、サーバーの管理がどこでどのような体制で行われているかについても透明性が問われました。ISO27001 を取得しているなど、客観的でわかりやすい判断基準が重要となります」。Office 365 が標準で持っている 30 日間の複数メール ボックス検索機能によってユーザーのメール内容の監査も可能であるため、これも重要なポイントだったといいます。また、クラウド ベンダーに日本法人が存在して地場に根差したサポート体制を作り上げていることも安心感につながると櫻田 氏は続けます。「NECフィールディングがパートナー企業として展開やサポートを行ってくれるので、病院の実態に合った形で手続きを行うことができました。導入後のサポートも含め、きちんと顔が見えることで信頼感につながりました」。

三友プラントサービス (リサイクル業): 俎上に上がったのは、Google Apps と Office 365 だったと技術部 (システム担当) 課長 新山 直人 氏は説明します。当初はどちらを選ぶべきか悩んだと言いますが、最終的に選択されたのは Office 365 でした。その決め手になったのが、最新 Office アプリケーションの存在です。「廃棄物処理に関するデータ解析に Microsoft Excel を使用しており、営業担当者は Microsoft PowerPoint でプレゼンテーションを行っています。Office は業務に欠かせないツールなので、これからも使い続けることになります。Office 365 なら Office を低価格で入手できるうえ、月額課金で年間一括払いも可能なので、予算化も容易。メール環境の刷新だけではなく、Office のコストが低減できれば、一石二鳥です」 (新山 氏) 。


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