2013 年 9 月 11 日にリリースしましたセキュリティ情報 MS13-072 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2845537), MS13-073 Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2858300)で提供されている一部のセキュリティ更新プログラムにおいて、セキュリティ更新プログラムをインストール後も、繰り返しインストールを求められる現象が報告されています。
現在、弊社では本問題を認識しており調査を進めています。インストールが必要なセキュリティ更新プログラムを検出するロジックに問題があることがわかっており、数日以内に修正を完了することを予定しています。
なお、一度セキュリティ更新プログラムをインストールした場合は、正しくセキュリティ更新プログラムは適用されており、脆弱性より保護されている状態です。本問題により、再度、セキュリティ更新プログラムを適用するよう求められても、再度インストールを行う必要はありません。
現象
セキュリティ情報 MS13-072 Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2845537), MS13-073 Microsoft Excel の脆弱性により、リモートでコードが実行される (2858300)で提供されているセキュリティ更新プログラム (KB2760411, KB2760583, KB2760588) において、セキュリティ更新プログラムをインストール後も、繰り返しインストールを求められる。
環境
Microsoft Office 2007 Service Pack 3
Microsoft Office 互換機能パック Service Pack 3
サポート技術情報
本問題については、既知の問題として、サポート技術情報に掲載を行っています。併せてご参照ください。
(現在英語版のみ更新されています。日本語版のサポート技術情報は、翻訳が行われ次第更新します)
MS13-072: Description of the security update for 2007 Office system (MSO): September 10, 2013
http://support.microsoft.com/kb/2760411
MS13-073: Description of the security update for Microsoft Office Excel 2007: September 10, 2013
http://support.microsoft.com/kb/2760583
MS13-073: Description of the security update for Microsoft Excel 2007 (xlconv-x-none.msp): September 10, 2013
http://support.microsoft.com/kb/2760588