マイクロソフトは、2 月中旬に IT 管理者および開発者を対象とした Windows デスクトップ用 Office 2016 Preview を発表しました。Office 2016 Preview プログラムは、数か月間の非公開プレビューを経て、対象範囲を商用 Office 365 のユーザーの皆様にまで拡大する準備が整いました。また、同時に Lync の後継である Skype for Business preview も発表されました。なお、初期ビルドのプレビュー版には、最終製品版への実装が予定されている機能のうち、一部がまだ実装されていませんのでご注意ください。プレビュー期間中、月次更新を実施して新機能を追加していく予定です。
今回のリリースに実装されている機能で、パートナー様から特にお問い合わせを多くいただいていた機能の一部をご紹介します。
- Outlook クライアントの多要素認証: 今回のリリースの Outlook クライアントでは、Active Directory Authentication Library (ADAL) との統合により多要素認証がサポートされます。
- マクロおよびアドインの互換性: 今回のリリースでは、マクロやアドインには一切変更を加えていません。「変更なし」を強調するのは珍しいケースですが、これにはリリース間でプログラミング モデルの整合性が保たれるという重要なメリットがあります。マイクロソフトでは、今後も技術革新と共に互換性を高いレベルで維持することに取り組んでまいります。
他にも多くの機能が実装されていますが、このページの最後にリンクがある詳細記事をご覧ください。
▼ Office 2016 Preview についての詳細記事
▼ Skype for Business Preview についての詳細記事
▼ Skype for Business Preview のダウンロード
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